お知らせトピックス2023-028

第15回グローカル感染症研究セミナーを開催しました

 大分大学グローカル感染症研究センターは、8月3日に第15回グローカル感染症研究セミナーをハイブリッドで開催しました。第15回は「同種造血幹細胞移植後中枢神経系感染症: HHV-6B脳炎とそれ以外」と題し、講師に緒方正男教授(大分大学医学部腫瘍・血液内科学講座)を、「同種造血幹細胞移植後のサイトメガロウイルス感染症」と題し、藤重夫副部長(大阪国際がんセンター血液内科)の2名を招いて実施し、配信会場とオンラインを合わせて23名が参加しました。
 前半の緒方教授の講演では、同種造血幹細胞移植後に起こる中枢神経系合併症の原因がHHV-6B脳炎であることを明らかとしてきた研究成果と、診断に至れない症例をなくすために次世代シーケンサーを用いたCNS感染症診断への取り組み等について紹介がありました。後半の藤副部長の講演では、同種移植後サイトメガロウイルス感染症について予防薬・治療薬の開発に加えて、検査法の臨床導入の重要性について概説がありました。講演後には、会場だけではなく、オンライン参加者からもより具体的な質疑応答があり、活発な意見交換が行われました。
 緒方教授と藤副部長は、昨年度から共同研究「同種造血幹細胞移植後の日和見感染症PCR法の最適化に関する検討」も進めており、こちらの課題においても今後の進展が期待されます。

講演する緒方教授
講演する緒方教授
講演する藤副部長
講演する藤副部長
配信会場の様子
配信会場の様子
緒方教授(中央)、藤副部長(右から2番目)<br />および会場参加者
緒方教授(中央)、藤副部長(右から2番目)
および会場参加者