お知らせトピックス2023-029

工学研究科の修了生の論文がWILEYが発行する国際誌 ChemPhotoChem誌のCover Pictureに選ばれました

 工学研究科応用化学コース修了生(2023年3月 修士修了)の石橋康平さんと北島浩将さん(大賀・原田研究室所属)のアミロイド線維分解の論文が、WILEYが発行する国際誌であるChemPhotoChem誌のCover Pictureに選ばれました。

発表題目:
Enhanced Singlet Oxygen Generation via Near-Infrared Photo-Activated Upconversion: Application to amyloid fibril degradation

発表日時:2023年8月10日
著者:K. Ishibashi, K. Kitajima, H. Nishiguchi, E. Hifumi and T. Harada


 本研究は、近赤外光アップコンバージョンを介した活性酸素発生によるアミロイド線維分解に関する研究成果です。本成果は、これまで課題とされていた低いエネルギー移動効率の改善に繋がるもので、当該分野の技術的発展に貢献することが期待されます。今後の非侵襲アミロイド線維分解カスケードの有効利用に道を開く一歩となる研究成果です。