本学を当番校として、9月8日から9日の2日間、「第71回九州地区大学教育研究協議会」を旦野原キャンパスにて開催しました。
　「九州地区大学教育研究協議会」は、大学教育、特に教養教育に関して、研究活動の情報交換ならびに研究成果の公表、利用等を通じて、九州地区における大学教育の一層の充実発展を図ることを目的に、年に1回、「九州地区大学教育研究会」により開催されています。
　今年度は「生成AIと大学教育の今後」を統一テーマとし、1日目に基調講演と全体会、2日目に系列別部会を実施し、九州地区の国公私立大の29大学から教職員約100名が参加しました。
　1日目は、北野正剛学長からの挨拶に続き、九州大学基幹教育院長の原田恒司教授が委員長を務める「九州地区大学教育研究会委員会」を開催しました。
　その後の協議会では、東京大学大学院工学研究科の吉田塁准教授を講師として迎え、「生成AIが教育に与えるインパクト」と題した基調講演の後、全体会を実施し、統一テーマに関連した事例発表と総括討論が行われました。
　2日目は、「初年次・キャリア」、「地域連携・防災」、「数理・データサイエンス・AI」、「国際理解教育・留学生」の4つの系列別部会が開催され、各大学が直面している課題、教養教育における取組事例等の紹介など、1日目の協議会も踏まえた活発な議論が行われ、盛況のうちに閉会しました。