大分大学国際教育推進センターは、10月18日に、国際理解教育講演シリーズ（GAIA Lecture and Seminar Series）第14回講演会を開催しました。本学の協定校でもあるイタリアのヴェネチア・カ・フォスカリ大学アジア・北アフリカ研究学部の元准教授であるアルド・トッリーニ先生を招き、「日本における仏教と自然：悟りからエコロジーへ（Buddhism and nature in Japan: from enlightenment to ecology）」と題して講演を行いました。英語での講演には52名、日本語での講演には22名の本学教員と学生が参加しました。
　この講演では、キリスト教と仏教の自然に対する考え方の違いや、トッリーニ先生の専門分野である曹洞宗の開祖道元の禅の教え、さらには最近のSDGsへの取組についても議論され、参加者に深い学びと洞察をもたらすものとなりました。
　国際教育推進センターでは、今後も本学の国際理解教育に貢献できるような講演会などを継続的に開催する予定です。