お知らせトピックス2023-078

医学部山岡𠮷生教授がMarshall-Warren賞を受賞

 本学副学長・医学部環境・予防医学講座の山岡𠮷生教授が、アジア太平洋地域最大の消化器病関連学会における最高賞であるMarshall-Warren賞を受賞しました。同賞はピロリ菌の発見によるノーベル生理学・医学賞受賞者2名の名を冠しており、毎年一人が選考されています。
 今年度は「ピロリ菌の除菌治療に関して革命的な提案」を行った研究者として山岡教授が15人目の受賞者となり、昨年12月7日に開催されたアジア太平洋消化器病週間(APDW)では記念講演を行い、賞状と記念メダルが贈られました。
 山岡教授は、ピロリ菌関連の英文医学雑誌掲載数が過去5年間で世界一位を記録しています。最近の主な活動としては、ピロリ菌の除菌方針に関する総説を世界的医学雑誌Nature総説誌などに発表、ブータン王国においてはブータン政府に助言を行い、全国民に対するピロリ菌検査および除菌治療を指導し、さらにピロリ菌に対するワクチン開発も手掛けています。

定例会見で賞状と記念メダルを披露
定例会見で賞状と記念メダルを披露
講演する山岡副学長
講演する山岡副学長
賞状と記念メダル
賞状と記念メダル