お知らせトピックス2023-094

臼杵市福良ケ丘小学校で「鎮南山のバイオトイレ ~臼杵エリアを魅力的にするために~」の授業を実施しました

 おおいた地域連携プラットフォームと大分大学研究マネジメント機構は、地域の課題解決事業の一環として、2月20日に臼杵市立福良ケ丘小学5年生を対象に、同機構の松下幸之助教授による「鎮南山のバイオトイレ ~臼杵エリアを魅力的にするために~」の授業を行いました。
 本学は臼杵市と連携して鎮南山登山口へのバイオトイレ設置の導入効果を検証する研究を進めており、今回の授業はSDGsの「すべての人に健康と福祉を」「安全な水とトイレを世界中に」「陸の豊かさも守ろう」にフォーカスを当て、様々な人に優しくすること、水資源・森林資源を大事にすることの重要性を小学生に肌で感じてもらうことを目的として開催しました。
 授業では、世界の様々なトイレ事情、多目的トイレ使用者への配慮の必要性、資源の大切さ等について、クイズを交えて説明があり、盛りだくさんの内容に、参加した17名の小学生は目を輝かせて聴き入っていました。
 さらに、登山口に設置されたバイオトイレの見学や、鎮南山の環境維持に関連して竹害や竹の有効利用を学ぶとともに、竹の粉を5%使用したラスクの試食も行われ、児童からは「バイオトイレのアイデアは、誰が考えたのか?」「開発にどのくらいの期間がかかったのか?」「竹の粉は、竹のどの部分を使うのか?」など多くの質問があり、今回の授業への関心の高さが伺えました。

鎮南山登山口での授業
鎮南山登山口での授業
松下教授による説明
松下教授による説明
児童から先生へのお礼
児童から先生へのお礼
登山口に設置されたバイオトイレ
登山口に設置されたバイオトイレ