お知らせトピックス2024-015

本学職員が災害について学びました

 5月29日、本学の減災・復興デザイン教育研究センターにて、職員向けの研修が行われました。
 最初に、同センターの鶴成悦久教授から、センターの設置の背景や現在の主な取組についての説明があり、参加した職員は、EDiSONの豊富なデータベースから、タッチパネル画面を使い、過去の災害データアーカイブ映像や気象シミュレーション、各種災害リスクマップなどの情報にアクセスし、瞬時に多彩なデータを引き出せる機能に驚嘆しました。
 また、実際の災害発生時にいかに迅速に被害情報を収集すべきかが大切であり、行政、自治体、警察、消防それぞれが有する情報を集約することが重要であることや同センターがその点でも高い実績を挙げていることなどについて学びました。
 最後に「地震ザブトン」を使い過去の地震データを基にした地震体験をしました。阪神淡路大震災や東日本大震災など大規模な地震の違いを体験したほか、高層マンションの場合の揺れ方や被害の特性などから、身近な地震について一層理解を深める機会となりました。
 参加した職員からは「実際に体験することで、地震発生時や発生前からの準備の大切さを考えさせられた」との感想がありました。

鶴成教授による説明
鶴成教授による説明
説明に耳をかたむける職員
説明に耳をかたむける職員
地震ザブトンを体験する小代理事
地震ザブトンを体験する小代理事