お知らせトピックス2024-022
グリーン水素と燃料電池に関する研究発表で工学研究科の学生2名が優秀発表賞を受賞
水素は、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現に重要な役割を期待されているエネルギー源です。発電・運輸・産業など幅広い分野のカーボンニュートラルの実現へのエネルギー源として期待されており、本学でも水素の製造と利用に関する研究が進められています。
理工学部応用化学系クラスター/先端技術・GX研究センターの衣本研究室では、水素の製造として、科学研究費助成事業(科研費)で“グリーン水素発生用電極”に関する研究を、水素の利用では、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けてモビリティに搭載される“固体高分子形燃料電池の材料”に関する研究を進めています。
そして、この度、それらの研究成果を発表した工学研究科博士前期課程の2名が、以下のとおり、それぞれの学会で優秀発表賞を受賞しました。本学のGX、水素・燃料電池技術に関する人材育成と研究内容が評価されたものです。
- 岩並海翔(受賞日:5月23日)
- 学会名:第31回燃料電池シンポジウム
- 発表題目:含アミジン基分子によるPt/C触媒の修飾
※岩並さんは2年連続の受賞です。
- 矢吹かんな(受賞日:6月29日)
- 学会名:第61回化学関連支部合同九州大会(電気化学分野)
- チタン酸窒化物担持メソポーラスカーボンの作製と水素生成反応への触媒性

