お知らせトピックス2024-041

第30回グローカル感染症研究セミナーを開催しました

 大分大学グローカル感染症研究センターは、9月3日に第30回グローカル感染症研究セミナーをハイブリッド形式で開催しました。本セミナーは「トロンボスポンジン2:慢性肝疾患における肝線維化と予後予測の新規バイオマーカー」と題し、講師に信州大学医学部内科学第2教室の木村岳史講師を招いて実施し、会場とオンラインを合わせて15名が参加しました。
 今回のセミナーでは、初めにTSP2(トロンボスポンジン2)に代表される慢性肝疾患における潜在的バイオマーカーについて概説し、ビッグデータ・機械学習を使用することで、肝疾患の予後が明らかになった研究成果を説明がありました。
 多くの解析データの説明を交えた講演に、終了予定時刻を超えても質疑応答が続き、盛況のうちに終了しました。
 木村講師は、本年度より本センターインバウンド・アウトバウンド医学研究部門の内田宅郎講師と共同研究「脂肪性肝疾患における非侵襲的バイオマーカーの開発」を実施しており、今後の研究成果やさらなる研究の発展が期待されます。

木村講師の講演
木村講師の講演
会場の様子
会場の様子
木村講師と会場参加者
木村講師と会場参加者