10月22日あいにくの雨の中、令和6年度大分大学医学部合同慰霊祭を、挾間キャンパス体育館にて挙行しました。これに先立ち、10月21日に医学部長、副病院長等関係者により慰霊碑に献花を行いました。
　本慰霊祭は、令和5年10月1日から令和6年9月30日までに、医学部に献体された51名と病理解剖のために供された21名の方の崇高なる御遺志に対し、感謝と哀悼の意を捧げるためのもので、献体者の御遺族、篤志団体である白菊会会員、本学教職員、医学部学生、福祉健康科学部学生が出席しました。また、来賓として、保明榮吉白菊会会長、白石博巳白菊会副会長、石和俊大分県医師会副会長ほか、総勢約500名が参列しました。
　式は、参列者全員の黙とうで始まり、御尊名奉読の後、猪股雅史医学部長と保明白菊会会長による追悼のことばに続き、学生代表の医学科2年金尾侑依さんから「実習では、筋肉、神経、臓器などを目で見て触れることで、座学では得られない知識や経験を得ることができ、生命の尊さについて考えさせられました」と、御献体者、御遺族への感謝の気持ちが述べられました。
　最後に、参列者全員が祭壇に献花し、厳かに終了しました。

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