お知らせトピックス2024-034
一般講演会「最新天文学が解き明かす宇宙の謎」
~NASAと国立天文台の天文学者が大分にやってくる!~
7月28日に、国立天文台・国立天文台ハワイ観測所・SUPER-IRNET主催、大分大学理工学部共催で、天文学に関する一般講演会「最新天文学が解き明かす宇宙の謎」が、J:COMホルトホール大分にて開催されました。
この講演会は、第一線で活躍する天文学者3名によるもので、まず、国立天文台ハワイ観測所の小山佑世氏(大分県出身)が、「なぜ大分の地から天文学者を目指したのか」から始まり、銀河の大きさ・宇宙の広さなどを分かりやすく解説しました。次に、NASAのJason Rhodes(ジェイソン・ローズ)氏が、暗黒物質やダークエネルギー、さらに宇宙がたどる運命について話し、同時通訳を宮武広直さん(名古屋大学)が行いました。最後に、国立天文台副台長の吉田道利氏から、宇宙の中の元素合成、特に貴金属元素とブラックホールの関係について紹介がありました。
講演会には、大分市内外から136名が来場し、質疑応答も大いに盛り上がりました。終了後のアンケートでは、いずれの講演に対しても「興味を持った」が95%を超え、「ワクワクした」「面白かった」など数多くのコメントが寄せられました。8月12日の大分合同新聞にも取り上げられ、宇宙へ興味を持ってもらえた良い機会となりました。



