お知らせトピックス2025-038

大分大学バンコクオフィス設立10周年記念式典を挙行

 大分大学は10月6日、大分大学バンコクオフィス設立10周年を記念する式典を大分市内のホテルで開催し、オフィス開設時のマヒドン大学長で現マヒドン大学評議員のUdom Kachintorn(ウドム・カチントン)氏をはじめタイ王国関係者5名の来賓のほか、国内からも本学の国際交流にご尽力くださった多くの関係者が出席しました。
 式典では、北野正剛学長の挨拶に続き、ウドム氏よりこれまでの協力関係と相互信頼および医療の発展に向けた取組を称える祝辞、足立信也大分市長より大分市の国際交流の施策、本学とバンコクオフィスに期待することなどの祝辞がありました。その後、バンコクオフィス担当の本学医学部先進医療科学科の内田智久講師、MESDA(メコン内視鏡外科振興機構)Vice-ChairmanのVitoon Chinswangwatanakul(ヴィトゥーン・チンズワンワタナクン)氏などが、これまでの取組と成果を紹介しました。また、交流を支えてきた関係者へ感謝の意を込めた懇談の場も設けられ、出席者の間で活発な意見交換が行われるとともに再会を喜び合う和やかな場面も見られました。
 バンコクオフィスは、2015年に本学初の海外拠点としてタイ王国の首都バンコクのマヒドン大学内に設置され、タイ王国内に止まらず、東南アジア地域の教育・研究・医療分野での国際交流を推進してきました。これまでの10年間で、医学部を中心に教育・研究・学生交流が着実に拡大し、現在では他学部や産学官連携の橋渡しなどにも広がりを見せています。今後も、タイ王国の同オフィスを拠点とし、アジア諸国との信頼関係を深め、地域と世界をつなぐ国際的な活動を一層発展させてまいります。

式典参加者で記念撮影
式典参加者で記念撮影
北野学長挨拶
北野学長挨拶
ウドム元マヒドン大学長の祝辞
ウドム元マヒドン大学長の祝辞
内田講師の講演
内田講師の講演