大学概要ビジョン2

ビジョンⅡ 地(知)の拠点としての機能の高度化


  • 大分の地にあって,世界へ通じる研究拠点を形成し,重層的で豊かな研究を実施します。
  • 研究倫理を遵守し,個々の基盤的研究を支援するとともに,本学が重点領域とする研究を組織的に展開します。
  • 地域における地(知)の中核的拠点として,地域社会・国際社会と連携した研究を推進します。



  • 有意な研究成果を創出するため,分野の連携・融合や組織的な研究を弾力的に支援する体制を構築します。
  • 環境科学領域,福祉科学領域,生命科学領域,複合新領域,医工連携領域を重点研究推進分野として推進します。
  • 学術分野間の連携や地域社会・国際社会,産業界との多様な連携を支援します。
  • 短期から中長期までの多様な研究を支援する体制を構築します



  • 研究成果を社会へ還元し,地域社会・国際社会が抱える課題の克服に寄与します。
  • 全学研究推進機構と産学官連携推進機構との連携により,知的創造サイクルの好循環を促進します。
  • 地域社会・国際社会の課題に応えるイノベーションを牽引します。



  • 地域の拠点として高度先進医療を展開します。
  • 先進医療を提供できる「地域の中核病院」として,病院再整備計画の下,患者診療環境の改善,教育病院として卒前教育と卒後教育の一体化した教育プログラムの充実,高度医療及び専門診療のための先進的な診断・治療機器の導入,臨床研究・医療技術開発の推進,さらには高度急性期病院を担う体制の整備を行います。
  • 少子高齢化社会のニーズに応えるために,大分県や地域医療機関との連携を強化し,地域医療や社会福祉に関する幅広い専門的な知識を有した医療人や医学研究者を育成することにより,地域社会へのさらなる貢献を行います。
  • 社会環境の変化に応じた戦略的な病院経営を行い,医療における地域の拠点としての役割を果たします。



  • 多様なパートナーとの連携を推進します。
  • 「地(知)の拠点」としての大学の機能・資源などに関する幅広い情報発信,企業へのコンサルティング活動による知的財産の創出と権利化を推進します。
  • 大学のシーズと産業界のニーズのマッチングにより,共同研究や受託研究のコーディネートを強化し,ベンチャービジネスに通じる独創的研究を推進します。
  • 産学官連携活動を促進し地域社会を活性化することのできる中核的人材を育成します。
  • 多様なパートナー(行政,地域組織,NPOなど)と連携協働し,地域を支える地域創生に貢献します。
  • 国内外,特にアジア諸国の教育・研究機関・企業等との連携を強化します。


      ※「大分大学ビジョン2015」用語集