（事項1）令和2年7月豪雨に伴う災害対応

　7月6日から8日にかけて梅雨前線が九州付近に停滞し西部，北部，中部を中心に24時間降水量が250mmを超え椿ヶ鼻（日田市）では24時間降水量が497.0mmを観測するなど県内では大雨となりました（気象庁発表）。これらの大雨により県内の各地で洪水や土砂災害が発生。由布市や日田市では死者行方不明者が出るなど豪雨に伴い県内では甚大な被害が発生しました。
　7月7日に大分県災害対策本部が県庁6階に設置され，県内の災害対応が緊迫したことから減災・復興デザイン教育研究センターでは大分県との「災害対策に係る連携に関する協定」に基づき，センター教職員を対策本部に派遣するなど災害対応に係る支援を実施しました。また，一般国道210号が由布市から日田市にかけ全線で被災したことを受け，国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所との連携・協力協定により緊急災害対策派遣ドクター（TEC-DOCTOR）を現地に派遣し，本災害に対する対応を実施しました。

（事項2）令和3年度（2021年度）入試における医学部医学科一般選抜（前期日程）
　　　　「地元出身者枠」の新設

　平成16年度から導入された新臨床研修制度の開始以降，大分県内における地域中核病院（県中心部以外）の医師不足が深刻な問題となっており，一刻も早く解消する必要があります。大分県唯一の医師養成機関として現行の総合型選抜（地域枠）に加えて，一般選抜（前期日程）に定員10名の地元出身者枠を新設することとしました。大分県の地域医療に貢献する意欲がある者を育成し，県内に医師を安定して定着させることで医師不足の解消を加速させ，医療体制の充実を図ることを目的とします。
※詳細は「令和3年度（2021年度）入学者選抜要項」において公表いたします。
（選抜要項の公表日は7月下旬予定です）

（事項3）Webオープンキャンパス2020開催

　令和2年度（2020年度）大分大学オープンキャンパスは，新型コロナウイルス感染拡大防止のため，やむを得ず対面型での開催を中止して，9月上旬にWebオープンキャンパスとして開催します。

■開催日：令和2年（2020年）9月1日（火）～9月7日（月）
※詳細が決まりましたら，大学ホームページでお知らせします。


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