お知らせ令和5年度7月学長記者会見

令和5年度7月学長記者会見

日時
2023-0706
場所
県庁記者会見室
令和5年度7月学長記者会見

▲説明をする北野学長

【事項1】令和6年度 大分大学経済学部の改組

本学では、学長のリーダーシップの下、44年ぶりの新学部となる「福祉健康科学部」の設置をはじめとして、平成28年度以降、学部・学科・研究科の新設・再編を進めてきました。
このほど、大分県における知の拠点として、地域や社会の新たなニーズに応えるため、令和6年度に経済学部改組を行うことを構想しています。

【令和6年4月 経済学部 総合経済学科の設置】
・4学科→1学科6コースへの改組

分野横断を促す仕組みとして、現在の4学科(経済学科、経営システム学科、地域システム学科、社会イノベーション学科)を1学科(総合経済学科)に統合することにより、学科の垣根をなくし、経済学・経営学を中心に、社会科学諸分野を横断する総合的な教育・研究組織に進化します。
・養成する人材
多様化・複雑化する社会的諸課題を解決するため,「サステナビリティ(持続可能性)」を軸として、SDGsの先にある潜在的な社会的課題・要請を見据え、変化に対応できる「総合的基礎力」を持ち、地域・社会・生活の質の向上に資する人材を養成します。

※現在、経済学部総合経済学科の設置について文部科学省に申請手続を行っているところであり、審査結果によっては、今後計画の内容が変更となる場合もあります。

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【事項2】松浦恵子教授(ダイバーシティ担当学長特命補佐)が令和5年度「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」を受賞

平成9年度から、内閣府が行っている「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」とは、男女共同参画社会づくりに向けた取組の加速を図るため、多年にわたり男女共同参画社会に向けた気運の醸成等に功績のあった者や、各分野において実践的な活動を積み重ね、男女共同参画の推進に貢献してきた者などを顕彰することによって、豊かで活力ある男女共同参画社会の形成に資することを目的とされています。
(写真:賞状を手にする松浦教授(左))

この度、この賞を本学学長特命補佐(ダイバーシティ担当)で、ダイバーシティ推進本部長の松浦恵子教授が受賞いたしました。松浦恵子教授は、平成25年4月より、本学男女共同参画推進室長として、また令和元年10月からはダイバーシティ推進本部長として、男女共同参画の推進に尽力してこられました。「おおいた連携ダイバーシティ推進会議」のプロジェクトチームリーダーとしても県内の産学連携を推進しています。
今回、大分県男女共同参画審議会委員として、また、大分市や由布市の男女共同参画審議会会長として、施策の充実や目標の設定に尽力したこと等により、県からの推薦を受け、本賞を受賞することとなりました。

【事項3】2023年度オープンキャンパスの開催
 ~ “見る。触れる。体験する。” 今年のオープンキャンパスは何かが違う!~

令和5年度(2023年度)大分大学オープンキャンパスは、対面方式(大学キャンパスでの開催)とオンライン方式(Web上での開催)の両方で実施する予定です。
対面方式での日程などは表のとおりです。開催に当たっては、会場等の都合で、一部人数制限・事前申込みが必要となる学部等があります。

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各学部スケジュール(教育学部・経済学部・医学部・福祉健康科学部)

【2023年度オープンキャンパスの開催 理工学部企画 ~体験しよう、BUNDAI-RIKOU~】
令和5年度(2023年度)大分大学オープンキャンパス開催にあたり、理工学部では、対面方式の開催を、~体験しよう、BUNDAI-RIKOU~と題して、例年の模擬授業や施設見学に加え、大学の設備等を使った実験等の体験、パネル展示や実物展示による研究紹介、研究室ツアー等を行います。時間を気にせず学部内でいろんな体験ができるよう企画しました。
できるだけ多くの高校生に参加いただけるよう、事前予約なしの当日受付、人数制限(定員)なしの企画も用意しました。実際の実験装置や器具等を使った体験実験も多く企画しています。一つ二つのプログラム見学で終わることなく、できるだけ多くのプログラムを知っていただけるよう、タイムテーブルを工夫しています。
休憩を挟みながら、大分大学理工学部のいろんな教育・研究分野を体験してください。
入試説明や保護者相談会は終日行います。

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【オープンキャンパス 同時開催企画「女性研究者と語ろう」】
大分大学男女共同参画推進室では、次世代向け啓発活動の一環として、旦野原キャンパスのオープンキャンパス開催日に、両日(7/28-29)とも、図書館1階ラーニングコモンズAで、「女性研究者と語ろう」を開催します。
女性大学院生が、今、取り組んでいる研究や実験内容、進路決定のきっかけ、後輩の皆さんへのメッセージ等をポスターで紹介します。今回紹介するポスターは12枚(12名)の予定です。
挾間キャンパス(8/9)では、学科により、男女共同参画推進室・室長による説明がある予定です。

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【事項4】大分大学と小児第2病院(ベトナム社会主義共和国)との大学間交流協定締結式を実施

2023年6月2日,大分大学とベトナムの小児第2病院との間で大学間交流協定締結式を行いました。
本学北野学長は、2004年より、消化器内視鏡・内視鏡外科分野において、アジア地域を中心とした人材育成に取り組んでいます。その活動をオールジャパン体制で加速させるため、2016年に大分大学を中心とした全国14大学で「アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム」を設立し,現在、その構成大学は33大学となりました。
その活動実績の中においても特に本学とベトナムとは,これまでもバクマイ病院、セントポール病院,フエ医科薬科大学等と交流協定を締結しており、今回の小児第2病院との締結により、ベトナムの国際交流協力機関は11機関となります。
今後は,日本における手術等の現場視察および日本の専門家による新技術の情報提供,消化器感染症研究に関する連携など医師育成と発展のため,相互に協力を行い,主に小児内視鏡外科医の育成を目的とした交流を予定しています。
本学が交流協定を結ぶ海外の教育研究等機関は31の国・地域、101機関となります。

<参考>小児第2病院 は、1978年に設立された,ホーチミン市保健局直属の小児専門病院で、0歳から16歳未満の子供の診察と治療を担当するベトナムのトップ4の小児病院の1つです。
この病院は 8.6 ヘクタールの敷地に1,400床を備え,10 の機能室、脳神経外科、理学療法、心理学、子供の健康など38 の臨床部門と準臨床部門があります。また,ベトナム国内の主要な研究所や病院、世界保健機関、先進国の大学や研究機関との臨床研究協力センターです。


その他の情報

【事項1】夏休み子どもサイエンス2023「ななせの火群(ほむら)まつり出張版」
 ~アルギン酸ビーズをつかったスノードームをつくろう!~

「子どもサイエンス」では、科学への興味を持った次世代の人材を育成するための活動を行っています。その中でも「夏休み子どもサイエンス」では保護者同伴を必須としており、家庭内における科学リテラシーの向上を目的としています。特に昨今の社会情勢から科学的知識の重要性は増しており、それらの情報を家庭単位でも理解・判断する能力が求められています。
そして、夏休み子どもサイエンスは今年も、「ななせの火群(ほむら)まつり」の会場にて出張版を開催します。今回は「人工イクラ」や「つかめる水」とも呼ばれる「アルギン酸ビーズ」を作り、それをガラス瓶の中にたくさん泳がせたスノードームを作ります。材料は保護者の分も用意する予定ですので、是非ご家族で夏の思い出作りや自由研究探しにお越しください。

「夏休み子どもサイエンス」は、大分県内の大学と小中高校の理科教員で組織された「大分県理科・化学教育懇談会」が主催し、例年1,000人以上を動員する国内でも最大級の科学イベントです。専門知識を持った講師から実験指導を受けることができる貴重な機会として大好評です。
残念ながらコロナ禍で休止していましたが、昨年からは「ななせの火群まつり」に小規模ながら出張開催しています。今年も講師を本学教員が担当し、実験テーマは大分県からの委託事業である「体験型子ども科学館オーラボ」でも実施しているものです。これまで県内各地のサテライト会場を巡りましたが、予約がすぐに埋まってしまう人気企画です。サイエンスコミュニケーターとしても活動を続けている講師の講座は、「分かりやすい!面白い!」と非常に高い評価を受けています。

開催日時:令和5年7月30日(日)9:30~受付(予定)
①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ※参加費無料、事前予約不要
開催場所:七瀬川自然公園芝生広場(ななせの火群まつり会場)
対象:小学生とその保護者(各回先着20組)※空席があれば中学生以上も可


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【事項2】令和5年度第1回 大分大学医学部附属病院市民公開講座
「心臓病のカテーテル治療はここまで進んだ」

心臓病は予防が大切ですが、心臓病になってしまっても悲観することはありません。現代の治療はとても進歩しています。狭心症・心筋梗塞は冠動脈形成術(PCI)で、心房細動は経皮的心筋焼灼術(アブレーション)で治療できます。これらのカテーテル治療についてわかりやすく解説します。


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【事項3】令和5年度大分大学公開講座「夏休み子どもチャレンジ!将棋講座」

将棋初心者から将棋をもっと強くなりたい人まで。棋力の認定を行い、日本将棋連盟の認定証を交付します。


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【事項4】令和5年度大分大学公開講座 「美と健康の発声&表現トレーニング講座」

大分大学花坂歩教授が研究する弛緩発声法(楽に響く、豊かな声)の講座と、プロ・リポーター岩崎朋美氏による聞き方・話し方の実践講座の2本立て。あなたの自分磨きを応援します。


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【事項5】令和5年度大分大学公開講座 「声の響かせ方と朗読の基礎技法II」

4回の基礎講座を通して、音読の基礎を学びながら、一人一人に最適な発声法と表現法を探っていきます。「楽な発声」、「声(息)の使い方」とともに、「基礎的な表現技法」を学ぶことができます。

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【事項6】令和5年度大分大学公開講座 「英語なぜなぜ問答」

英語や英語圏について「知らなかったことを知る喜び」や「知りたかったことを知る喜び」を味わってみませんか?


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