お知らせ令和7年度3月学長記者会見
令和7年度3月学長記者会見
- 日時
- 2026-0316
- 場所
- 県庁記者会見室
▲説明をする北野学長
【事項1】令和9年度大分大学大学院総合健康科学研究科を新設
本学では、人口減少や少子高齢化等が急速に進む社会において、複雑化・複合化する医療・福祉ニーズや新たな課題に応えるため、令和9年度から大学院総合健康科学研究科を新設することを予定しています。
【令和9年4月大学院総合健康科学研究科 総合健康科学専攻(修士課程)の設置】
現在の医学系研究科看護学専攻と福祉健康科学研究科を統合し、令和9年4月から新しく大学院総合健康科学研究科を設置します。
この医療と福祉の融合型の大学院を新設する狙いは、近年、人口減少や少子高齢化をはじめとする社会の変化が加速度的に増していく中で、
▶ 医療・福祉に係る複雑・複合的な課題を抱える人の増加
▶ 新興・再興感染症や自然災害の激甚化等の新たな課題の発生
▶ ゲノム・再生医療やAI・ロボティクス等の発展
等の状況に対応するため、医療・福祉・心理・技術の分野・領域を横断して多面的な視点を持ち、現場の課題解決や仕組みづくり、新たな技術の研究・開発を先導できる人材の育成を行うことです。
この理念のもと、専攻の下に「健康医科学領域」、「看護学領域」、「臨床心理学領域」、「福祉社会科学領域」、「医療工学領域」、「生命医科学領域」の6領域を置き、入学定員は35名とします。
【養成する人材】
各領域の高度な専門性を基盤としつつ、異分野・多領域との協働を通じて複雑化・複合化する健康課題を総合的に捉え、課題解決と社会実装を主導できる高度専門職及び研究者を養成します。
このため、具体的には、次に示す能力を中核として育成していきます。
▶ 社会の課題を多角的に捉え 、改革を構想する力
▶ 協働に基づき支援の実践を主導する力
▶ 未解決課題に挑む研究開発力
※現在、設置について文部科学省に申請手続を行っているところであり、審査結果によっては、計画の内容が変更となる場合もあります。なお、設置認可は8月末頃の予定であり、本申請が認可されれば、それ以降に学生募集を開始します。
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【事項2】大分大学福祉健康科学部が「だんのはるオーガニックケアガーデン」に
「こども共生共育センター」を設置
「日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」に採択され、整備していた、非特定営利活動法人おおいた子ども支援ネット(以下「法人」)による『だんのはるオーガニックケアガーデン(以下「ケアガーデン」』が開設され、本年4月1日より運営されることになりました。
これは「地域でこどもを育み、こどもが地域を育む」を基本コンセプトとして、地域の特性や資源を最大限活用した「育ちあいの拠点」となるものです。
それに伴い、この度、大分大学もその一員として連携協働する役割を担うこととなり、ケアガーデンの中に、大分大学福祉健康科学部に創設した、こどものwell-beingと学びを保障するプラットホーム「こども共生共育センター」を設置し運営することになりました。
本センターは、すべてのこどもの権利が地域の中で保障されるこどもまんなか社会の実現を目指し、共生共育の理念に基づき、研究・教育・地域実践を一体的に推進する包括的な教育研究組織であり拠点です。
その目的は、こども・家庭・地域に関わる専門職や理論と現場を往還できる実践力のある人材の養成・育成・定着支援、こども・若者のWell-being、権利、発達、共生社会に関する研究の推進及び地域の民間団体をはじめとする大分県内外の自治体・関係機関との協働による地域の子育て支援、相談支援、研修支援への参画・貢献です。
なお、3月30日(月)には、『だんのはるオーガニックケアガーデン』の開所式が行われます。
①こども・若者の権利保障や支援及びその家族の支援に関すること。
②民間活動、ボランティア活動及びコミュニティ活動などとの連携協働に関すること。
③こどもの権利擁護の推進及びこどもアドボケイト養成研修に関すること。
④学生・専門職などを対象にした、こども・家庭・地域に関わる専門性・実践力のある人材育成・確保及び定着支援に関すること。
⑤こども家庭ソーシャルワーカーなどの専門職の研修やスーパービジョンに関すること。
⑥地域の福祉・健康に関する政策などの啓発活動に関すること。
⑦その他こども共生共育センターの組織及び運営・活動に関し必要な事項。
また、法人と大分大学との連携協働事業として、こども・若者・学生と障がい者、高齢者など、多様性を尊重したコラボレーションを奨励し、多様な人々が共に活動し、知識や経験を共有できる機会を提供するために、「こども+学生による会議」や「学びあうワークショップ」、「インターンシップ」などを実施します。
大分大学には福祉健康科学部のみならず、教育や経済、理工学、医療を学ぶ学生がいます。大学で学ぶ福祉ではなく、暮らしの中で学ぶ機会を増やし、こどもたちと若者・学生、地域の大人や高齢者が日常的なかかわりを有機的にもち、育ちあいやケアの循環をつくります。
こうした好循環を見据えた事業や活動を展開し、多様な方々の参加を促し、次世代に繋いで繰り返されていく循環による共生の文化を伝承し、奨励する文化を醸成していきます。
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【事項3】令和8年4月からの学部長の任命
令和8年3月31日付け任期満了となる学部長について、次のとおり、任命することとしましたのでお知らせします。
▶ 教育学部長 佐藤晋治(再任)
任期:令和8年4月1日~令和10年3月31日
▶ 経済学部長 石井まこと(新任)
任期:令和8年4月1日~令和10年3月31日
▶ 医学部長 猪股雅史(再任)
任期:令和8年4月1日~令和9年3月31日
▶ 理工学部長 小林祐司(再任)
任期:令和8年4月1日~令和10年3月31日
▶ 福祉健康科学部長 片岡晶志(再任)
任期:令和8年4月1日~令和9年3月31日
その他の情報
【事項1】令和7年度 卒業式・学位記授与式の挙行
令和7年度卒業式・学位記授与式を3月25日(水)に挙行します。
▶ 開催日時:令和8年3月25日(水)10:00~(開場:9:15)
▶ 開催場所:iichiko総合文化センター「iichikoグランシアタ」
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【事項2】令和8年度 入学式の挙行
令和8年度入学式を4月4日(土)に挙行します。
▶ 開催日時:令和8年4月4日(土)10:00~(開場:9:15)
▶ 開催場所:iichiko総合文化センター「iichikoグランシアタ」
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【事項3】第45回グローカル感染症研究セミナー
①In vitro再構築実験系による多様なグラム陰性菌感染症対策のための基礎、応用研究
(宮崎大学フロンティア科学総合研究センター塩田拓也准教授)
②霊長類行動と蚊の空間生態から読み解く人獣共通感染症リスク -ボルネオ河畔林におけるサルマラリアの生態学的基盤-
(京都大学野生動物研究センター松田一希教授)
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【事項4】大分県てんかん医療地域連携体制整備事業
「パープルデーおおいた2026 -紫の輪が、灯る日-」開催のお知らせ
大分大学医学部附属病院が大分県から委託を受けて実施している「大分県てんかん医療地域連携体制整備事業」では、てんかんに関する正しい理解の普及と地域社会における支援の輪を広げることを目的として、「パープルデーおおいた 2026 -紫の輪が、灯る日-」を開催します。
3月26日は「パープルデー」として、世界的にてんかんへの理解促進を呼びかける日です。カナダの少女 キャシディ・メーガンさんより始まり、現在では世界 100 か国以上で取り組みが行われています。紫色は、てんかんへの理解と支援を表すシンボルカラーです。全国でも都庁舎、伊香保温泉石段、金沢城、奈良駅旧駅舎などが紫色にライトアップされ、応援のメッセージを発信しています。大分においても、紫の光と展示企画を通じて、市民の皆さまにてんかんへの理解を深める機会を創出します。
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【事項5】地域経済社会教育開発センター(CRESE)キックオフ・連続シンポジウムの開催
CRESEは、課題を抱える地域のコミュニティ再生と地域を支える中核人材を育成していく教育研究の全学組織として2025年に文科省概算により誕生しました。
CRESEでは、地域でのインターンシップ教育を展開するにあたり、今必要な学生教育の理念や考え方は何かを模索するため、連続シンポジウムを開催し、そのスタートアップとします。
テーマ:地域と大学をつなぐ教育・研究で生まれる世界・人生とは?
-地域経済社会教育開発センター(CRESE)は何を目指すのか?-
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【事項6】令和8年度前学期大分大学公開授業案内
大分大学では、本学公開授業に関心のある方を対象に大分大学の学生が受講する大学の正規の授業を開放します。開講される通常の授業を、学生と一緒に受講するものです。この機会に是非ご応募ください。
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